キャットフードに潜むキケン

4Dミート

チキンミール
Dead(死んだ)」
Dying(死にかけている)」
Diseased(病気の)」
Disabled(けがをした)」

これ、いったい何だと思いますか?

実は、上記の英単語の頭文字である4つのDを合わせて呼ばれている肉類(ミート)のことを4Dミートといいます。

食品としては不適格なものばかりですが、残念ながらキャットフードの中には、この4Dミートが使われている可能性があるものが市販されています。

恐るべき4Dミートの実態

1990年と1995年にアメリカで、動物用飼料製造工場での生々しい記事が暴露されて問題になりました。

その記事によると、不衛生な工場でウジがわいた牛や羊などのくず肉の他、ネズミや轢死したアライグマ、殺処分された犬猫の死骸まで粉砕してレンダリング処理され、ドッグフードの材料として使用されていたそうです。

遠い地での出来事だと思うかもしれませんが、実は同じような出来事が2002年に日本でも起きています。

とある市が路上などで死んだ犬猫の死骸の処理を認可のない肉骨粉加工業者に委託していたという問題が発覚し、この事件は新聞にも取り上げられました。

4Dミートを使っていても国産のキャットフードなら安全?

人間の食品の場合は、「国産なら安全」という安心感がありますよね。

しかし、その先入観をキャットフードに対しても同じように持つのは危険です。

粗悪な原材料である4Dミートをキャットフードに使用できるのかどうかというと、残念ながら日本では規制がされていない現状です。

そのうえ、先述したような信じ難い出来事が実際に起きています。

ルールがない以上、どのキャットフードにも4Dミートが含まれている可能性があり、極端に安価なキャットフードは特に、こういった危険性が否定し切れない部分があります。

安全性を欠いたキャットフードは猫に異変を及ぼすことも

粗悪な原材料である4Dミートが含まれているキャットフードを与え続けると、猫の体調にさまざまな異変を及ぼすことがあります。

質の低い原料は、栄養にならないどころか、猫の体に以下のような害を与えてしまう危険があるのです。

粗悪なキャットフードで起こる異変

・栄養失調で痩せてしまう
・毛並みが悪くなり、ツヤがなくなる
・腎臓病などの病気にかかりやすくなる
・消化不良で下痢、または便秘気味になる
・口臭や便の臭いが強烈になる
・アレルギー体質になる

◆フード選びのポイント①◆
4Dミートの可能性がある「家禽ミール」「家禽副産物」「ミートミール」の表示のあるフードは避ける。
◆フード選びのポイント②◆
原材料の品名の表示に「チキン」「ターキー」「サーモン」などがあるものを選ぶ。

 

キャットフード選びで大切な3つのこと

1.高タンパク質

原材料

猫は本来、完全な肉食動物なので、穀物類などの炭水化物ではなく、肉や魚などのタンパク質からエネルギーを得ています。

そこで重要なのがタンパク質の質と量です。

肉食の猫にとってふさわしい高タンパクなキャットフードを選ぶことが大切です。

◆フード選びのポイント①◆
原材料の品名のトップ表示に「チキン」や「サーモン」などの表記のあるものを選ぶようにしましょう。
◆フード選びのポイント②◆
タンパク質の最低必要数は、「26~30%」です。最低でもこの数値を上回っているか、表示を確認しましょう。(腎臓病予防の場合には、タンパク質30%以下のものがおすすめです)

2.低炭水化物

低炭水化物

肉食の猫は基本的に炭水化物からの栄養源をそれほど多くは必要としていません。

炭水化物の摂取量が増える穀物入りのフードは、肥満や糖尿病などの原因にもなりかねないため、注意が必要です。

◆フード選びのポイント◆
必要とする炭水化物の上限の「35%以下」かどうか表示を確認しましょう(表示がなければ自身で計算します)。次の計算式によって、おおよその数値を求めることができます。
100-(タンパク質+脂質+繊維+灰分+水分)=炭水化物の含有量(%)

3.無添加

無添加 イメージ01

キャットフードには、有害な添加物が含まれている場合があります。

中でも怖いのが合成保存料です。発がん性があるとされているBHAやBHT。さらには、人間の食品添加物としては認められていない毒性の強いエトキシキンという添加物もあるので、しっかりチェックしましょう。

◆フード選びのポイント①◆
酸化防止剤(BHABHTエトキシン)の表記がないか確認しましょう。
◆フード選びのポイント②◆
天然由来の酸化防止剤(ローズマリーミックストコフェロールなど)を使用しているフードを選ぶとより安心です。

 

こんなキャットフードがおすすめ

穀物不使用(グレインフリー)

グレインフリー(穀物不使用)キャットフード

肉食動物の猫の体は、穀物の消化吸収に適していません。そのため、キャットフードに穀物が配合されていると、消化器官に負担がかかります。

トウモロコシや小麦などの穀物類は、できるだけ避けたい原材料の一つです。

◆フード選びのポイント◆
トウモロコシや小麦・大麦・米・玄米などの「穀物」が原材料に使用されていないか確認しましょう。

尿路結石(FLUTD)予防に配慮

尿路結石予防 クランベリー

猫はあまり積極的に水分を摂らない傾向にあるため、尿路結石の発症率が高く、重症化しやすいといわれています。

性別に関係なく発症しますが、特にオス猫の場合は結石が詰まりやすいので注意が必要です。

予防の意味もかねて、尿路疾患のリスクに配慮したフードがおすすめです。

◆フード選びのポイント①◆
尿石の構成成分となる「マグネシウム」の含有量が多過ぎないか確認しましょう(予防基準値0.04~0.1%)。
◆フード選びのポイント②◆
尿のpH値を安定させる食品(クランベリーブルーベリーなど)が入っているとなお良いでしょう。

発症率の高い腎臓病を予防したい

魚類

腎臓病は猫の死因の上位に入る病気でもあり、腎臓の機能は一度失われると、回復することはありません。

その状態が慢性腎臓病といわれるもので、15歳以上の高齢の猫の3頭に1頭は、慢性腎臓病を発症するともいわれているほどです。

猫の成長に合わせてキャットフードで腎臓ケアをおこなうことが重要なのです。
 

シニア猫は特に注意!

◆フード選びのポイント①◆
腎臓に負担をかける「リン」の含有量が多過ぎないか確認しましょう(腎臓病予防フードとしての目安は0.6以下)。
◆フード選びのポイント②◆
腎機能が低下した猫にはタンパク質の摂り過ぎも問題になるため、高すぎず低すぎない量を維持しましょう(目安は動物性の良質のタンパク質30%以下)。
◆フード選びのポイント③◆
腎臓病予防になるオメガ3脂肪酸が含まれているものがおすすめ。オメガ3脂肪酸は青魚やアマニなどのオイルに豊富に含まれています。

 

キャットフードおすすめランキング

キャットフード選びのポイントをしっかりおさえた、安全なキャットフードのおすすめランキングです。

第1位:カナガンキャットフード

カナガン キャットフード

カナガン キャットフードは、猫が栄養を摂取できる原材料だけを厳選しているこだわりのプレミアムフードです。その証拠に、穀物原料の代わりになる炭水化物源として、消化率の高いサツマイモを採用しています。

さらに、国際規格「SAI GLOBAL」クラスAを取得した工場で、徹底した品質管理のもと製造され、一袋ずつ付けられた製造番号によって、生産日はもちろん、原材料の産地や出荷日までを完璧に把握することができる管理体制(トレーサビリティ)が整えられています。

カナガンキャットフード
対応種 全猫種・全年齢
原産国 イギリス
主な原材料 乾燥チキン
タンパク質 37.00%
炭水化物 26.00%
穀物類 穀物不使用(グレインフリー)
添加物 人工添加物不使用
尿路結石(FLUTD) クランベリー入り
マグネシウム:0.09%
エネルギー(100gあたり) 約390kcal
価格・内容量 3.960円(1.5kg)
価格比較(1kgあたり) 2,640円
【特徴】
高タンパク質・低炭水化物・人工添加物不使用・ヒューマングレードの原材料・穀物不使用(グレインフリー)・尿路結石予防

 

 

第2位:オリジンキャットフード

猫が本来、ありのままに求める食事を、材料においても自然で新鮮な状態で生産することにこだわったキャットフードです。

肉の含有量が高く、すべて地元で飼育・漁獲され、毎日新鮮な状態で自社キッチンに搬送されるので、鮮度も抜群です。

他メーカーに比べると、価格が高いのが難点なので、大袋が購入できる多頭飼いさんにおすすめです。

オリジンキャットフード
対応種 全猫種・全年齢
原産国 カナダ
主な原材料 新鮮骨なし鶏肉
タンパク質 42.00%
炭水化物 18.00%
穀物類 穀物不使用(グレインフリー)
添加物 人工添加物不使用
尿路結石(FLUTD) クランベリー入り
マグネシウム:0.09%以上
エネルギー(100gあたり) 約406kcal
価格・内容量 1,458円(340g)7,344円(2.27kg)15,120円(6.8kg)
価格比較(1kgあたり) 4,288円(340g)3,235円(2.27kg)2,223円(6.8kg)
【特徴】
高タンパク質・低炭水化物・人工添加物不使用・ヒューマングレードの原材料・穀物不使用(グレインフリー)

 

 

第3位:ジャガーキャットフード

ジャガー キャットフード

上質な食事と豊かなライフスタイルを愛猫とも分かち合いたいという想いから作られたプレミアムキャットフード。

人間が食べられる基準と同等の素材を示す「ヒューマングレード」のものから厳選された素材を配合しています。

さらに、漢方としても知られる朝鮮人参も配合されており、まさに贅沢なキャットフードといえます。

ジャガーキャットフード
対応種 全猫種・全年齢
原産国 イギリス
主な原材料 骨抜きチキン生肉
タンパク質 40.00%
炭水化物 21.00%
穀物類 穀物不使用(グレインフリー)
添加物 人工添加物不使用
尿路結石(FLUTD) クランベリー、ブルーベリー入り
マグネシウム:0.12%
エネルギー(100gあたり) 約384kcal
価格・内容量 4,280円(1.5kg)
価格比較(1kgあたり) 2,853円
【特徴】
高タンパク質・低炭水化物・人工添加物不使用・ヒューマングレードの原材料・穀物不使用(グレインフリー)

 

 

第4位:シンプリーキャットフード

チキンを主原料としているキャットフードメーカーが多い中、シンプリーはサーモンなどの魚類を73%配合しています。魚がベースなので、チキンアレルギーのある猫にも安心して与えることができます。

また、グルコサミンやコンドロイチンなど、関節をサポートする成分が含まれているので、シニア猫の飼い主からも高い評価を得ています。

シンプリーキャットフード
対応種 全猫種・全年齢
原産国 イギリス
主な原材料 骨抜き生サーモン
タンパク質 37.00%
炭水化物 25.00%
穀物類 穀物不使用(グレインフリー)
添加物 人工添加物不使用
尿路結石(FLUTD) クランベリー入り
マグネシウム:0.13%
エネルギー(100gあたり) 約380kcal
価格・内容量 3.960円(1.5kg)
価格比較(1kgあたり) 2,640円
【特徴】
高タンパク質・低炭水化物・人工添加物不使用・ヒューマングレードの原材料・穀物不使用(グレインフリー)

 

 

第5位:モグニャンキャットフード

モグニャンキャットフード イメージ02

人気のカナガンキャットフードやシンプリーキャットフードを取り扱っているレティシアンがペット先進国イギリスの専門家たちと開発したプレミアムキャットフード。

その特徴は、低脂肪で良質なタンパク質の白身魚が主原料となっていること。

そのため、腎臓病予防にもなる、シニア猫にもおすすめのキャットフードです。

モグニャンキャットフード
対応種 全猫種・全年齢
原産国 イギリス
主な原材料 白身魚
タンパク質 30.00%
炭水化物 38.00%
穀物類 穀物不使用(グレインフリー)
添加物 人工添加物不使用
尿路結石(FLUTD) クランベリー入り
マグネシウム:0.12%
エネルギー(100gあたり) 約374kcal
価格・内容量 3.960円(1.5kg)
価格比較(1kgあたり) 2,640円
【特徴】
人工添加物不使用・ヒューマングレードの原材料・穀物不使用(グレインフリー)・腎臓病予防

 

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