猫にとってラベンダーは毒なのでとても危険です!!

玉ねぎなどのネギ類は、危険と幅広く認識されています。

しかし、ラベンダーが危険!だということは、猫を飼っている方でも、しっかりと認識している方は少ないと思いますし、アロマが好きな方は、注意しないと猫ちゃんを危険な目に合わす可能性があります。

そんな、あまり知られていないラベンダーの危険性についてまとめてみました。

猫にとって危険なラベンダーの種類

気をつけておくべき6種のラベンダーの種類
Close up of lavender flower ①アングスティフォリア系
出典:elminium「Close up of lavender flower」www.flickr.com/photos/lumen850/5969843375
皆さんが想像するラベンダーといえば、この系統のラベンダーだと思います。
葉が細く、小さな粒が重なったようになっていることが特徴です。
Lavender and Bee ②ラバンディン系
出典:Muhammad Ali「Lavender and Bee」www.flickr.com/photos/m_ali/9299694222
この系統を花かんむりにして遊んでいるのをよく目にします。
高温多湿に強いので、日本の温かい地域でも育てられます。
Lavender ③ストエカス系
出典:CC YOUNG「Lavender」www.flickr.com/photos/ccyoung/2624491127
ウサギの耳のような花を咲かせて、比較的長い間咲いていることが特徴です。
starr-100615-6995-Lavandula_dentata-flower-Alii_Kula_Lavender_Farm_Waipoli_Rd-Maui ④デンタータ系
出典:Forest and Kim Starr「starr-100615-6995-Lavandula_dentata-flower-Alii_Kula_Lavender_Farm_Waipoli_Rd-Maui」www.flickr.com/photos/starr-environmental/24413367773
暑さには強いですけど、寒さにはとても弱いです。
歯のようにギザギザしている葉っぱが特徴です。
starr-080117-1579-Lavandula_pinnata-habit-Walmart_Kahului-Maui ⑤プテロストエカス系
出典:Forest and Kim Starr「starr-080117-1579-Lavandula_pinnata-habit-Walmart_Kahului-Maui」www.flickr.com/photos/starr-environmental/24532686499
一般的なラベンダーのイメージとは違い、個性的な葉をもっていることが特徴です。
Lavendula Goodwin Creek ⑥種間交配種系
出典:InAweofGod’sCreation「Lavendula Goodwin Creek」www.flickr.com/photos/nhoulihan/4082166059
初心者の方でも育てやすいラベンダーです。
このラベンダーは、人為的に交配された系統です。

 

猫を散歩させる方は、誤って愛猫が食べないように注意し、ラベンダーにはできるだけ近づけないようにしましょう。

 

アロマは危険!と認識された歴史

Jemima with the plant babies
出典:Caroline「Jemima with the plant babies」www.flickr.com/photos/hills_alive/6154531079
猫にとって精油の有害性がわかったのは、1990年代はじめの頃です。

ティートゥリーという精油が含まれているシャンプーや、ノミ防除用の商品を猫に使用した後に、具合が悪くなるケースが徐々に増えてきました。

具合が悪くなったのは、皮膚から吸収されたティートゥリーが原因ではないかという疑いがされました。

アメリカでも、ティートゥリーが多く含まれている製品を使うと、猫が中毒症状を引き起こすことが分かりました。

中毒症状を起こす猫がとても増えていきたので、アメリカは使用するティートゥリーの量を規制するための勧告を出しました。

 

ティートゥリーがどのような中毒症状を起こすのか、詳しく調べるために1998年アメリカのコーネル大学である実験が行われました。

実験の内容は、3匹の猫にティートゥリーを高濃度に含んだノミ除けを使ったところ、5時間後に中毒症状が現れました。

3匹の猫の中毒症状は、すべて異なる症状でした。

1匹目の猫
神経が過敏になり、震えの症状

2匹目の猫
脱水症状を起こし、昏睡状態

3匹目の猫
低体温になり、運動失調に陥り立つことができない

この3匹の猫の尿からは、ティートゥリーの形成成分が検出されました。

尿から検出されたということは、体内にティートゥリーが取り込まれていたことになります。

この実験でティートゥリーに関しての危険性は明確になりました。

しかし、まだまだこの認識は広まっておりません。

この3匹の猫の実験を無駄にしないように、いち早く皆さんに認識してもらいたいです。

 

猫にラベンダーなどのアロマは毒!

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出典:barockschloss「Emilio’s Summer Morning Stroll」www.flickr.com/photos/barockschloss/4748962812
基本的に猫がいる部屋では、アロマをたかないことをおすすめします。

毎日アロマを焚いていた部屋で一緒に住んでいた猫が、体長が悪くなったという実例もあります。

もっとも、アロマテラピーの精油が危険とされています。

精油とは、植物から直接抽出されて出来たものです。

純度は100%のもののみで、アルコールなどの不純物が混ざってはいけません。

1mlの精油を作るために、その100倍~1000倍の植物が必要なので、種類によってはとても貴重で高価になります。

極度に濃縮されたものなので、猫はもちろん人間が誤って口にしても危険なものです。

なぜこんなにも猫にとって危険と言われているかというと、肝臓の重要な働きである解毒機構のひとつが猫にはないからです。

そのひとつというのは猫、フェレット以外の動物では合成される、グルクロン酸抱合という物質です。

グルクロン酸抱合で分解されるべき精油の一部が、分解されず体に残ってしまい悪影響を及ぼしています。

野生の猫は、完全肉食動物なので普段は野菜を全く食べません。

なので、グルクロン酸抱合は不必要な能力と判断され、退化していったと言われています。

精油の成分が猫にとって安全なものかを、確かめて使うようにしましょう。

 

ラベンダーを嗅ぐだけでも危険!!

Lavender
出典:Maxwell Hamilton「Lavender」www.flickr.com/photos/mualphachi/3735604126

この方の猫ちゃんは、実際にラベンダーの香りを嗅いで亡くなっています。

しかし、死の原因がラベンダーの香りだけとは限らないと思います。

猫ちゃんの状態や、年齢などが関係していると思いますが、ラベンダーには細心の注意が必要です。

ラベンダーの香りを嗅ぐだけで、皮膚などから体に吸収されて3日~1週間で、肝臓や腎臓の組織を壊すことがわかりました。

猫を飼っている方はもちろんのことですが、周りの人が猫を飼っているという方などは、ラベンダーは死に至らせることがあるということを肝に銘じておかないといけないですね。

そのためには、たくさんの方にラベンダーは危険!と認識してもらうことがとても重要です。

 

ラベンダーによる猫の中毒症状

steve p2008
出典:steve p2008www.flickr.com/photos/stevepj2009/6276651380
・運動失調
・異常な行動
・筋肉の震え
・嘔吐
・めまい
・食欲があまりなくなる
・急に動かなくなる

などがありますが、異変にすぐに気づき病院に行くなどの適切な処置を行えば、2日~3日で治ります。

 

なぜラベンダーによる中毒症状は起こるのか

・完全肉食動物の猫に、ラベンダーの成分が含まれる食べ物を与えた。
・毛づくろいにより、毛や皮膚に付着したラベンダーの成分を口から体内に入れてしまう。
・皮膚から吸収されたラベンダーの成分が、体内に入ってくる。

などがあります。

上記のことを防ぐためには、愛猫をラベンダーに近づけないことがとても重要です。

 

猫にとって危険なラベンダーに注意してください

人間にとって身近な植物のラベンダーは、猫にとって毒ということがわかりましたね。

一番重要なことは、多くの方に認識してもらうことです。

認識されていないと、ラベンダーによって猫ちゃんが中毒症状などを引き起こしてしまうケースが増えていきます。

なので、この記事を見てくださった方は、ラベンダーは猫にとって危険!と是非認識してください。

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