おすすめの子猫用キャットフード|選び方のポイントや注意点は?

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「子猫には子猫用のキャットフードがいいの?」
「いろんなメーカーのものがあるけど、どうやって選べばいい?」
「ミルクから切り替えるタイミングは?方法は?」
「子猫を飼うことになったけど、キャットフードについてよく分からない!」

そんな方のために、子猫用キャットフードについて、詳しくまとめました。

子猫用と成猫用フードの違いから、フードの選び方や与え方、おすすめの子猫用キャットフードまで、子猫用フードの疑問を解説していきます。

子猫用フードと成猫用フードの違いは?

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キャットフードには年齢別にいくつかのステージがあります。

おおまかに、子猫用キャットフード成猫用キャットフードシニア猫用キャットフードなどがありますが、フードメーカーによっては、11~15歳以上などでさらに詳しく分類しているところもあります。
 

キャットフードのライフステージ

子猫用フード 離乳(生後約20日)~生後12カ月まで
成猫用フード 1歳~7歳頃まで
シニア猫用フード 7歳以上
全ライフステージ対応フード 離乳後の子猫~シニアまで

また、中には子猫からシニア猫までの猫を対象とした全ライフステージ対応のキャットフードもあります。
 

子猫用フードは栄養価が高い

では、これらのキャットフードの違いは何なのでしょうか?

その答えは、おもにカロリーとタンパク質の量です。

生後12カ月までの子猫は、成長期といわれる期間であり、大人になるための体をつくる大事な時期にあたります。

そのため、成猫用のキャットフードなどと比べると、体を構成するタンパク質や、エネルギー源となるカロリーの割合が高くなっているのです。
 

子猫に成猫用フードはNG

子猫には、成長期の猫の体を考慮してつくられている子猫用のキャットフードを与えましょう。

子猫のうちは、一度に食べられるフードの量も限られてくるため、しっかり栄養を摂取できる子猫用キャットフードや、全ライフステージ対応フードが良いでしょう。
 

子猫用キャットフードが病気の引き金に?

成長期である子猫の時期のフードの質がその後の病気に関わってくるともいわれるほど重要で、実際に「安価なフードを与えていたせいで愛猫が尿路結石になってしまった」という飼い主さんも多いようです。

全ライフステージ対応フードで大丈夫?

子猫用キャットフードの疑問

全ライフステージ対応とは?

全ライフステージ対応とはその名の通り、子猫からシニア猫まですべての年齢に対応したキャットフードのことです。

子猫用、成猫用、シニア猫用、と年齢別のキャットフードがある中、「1つのフードだけで大丈夫なの?」と、思う方もいるのではないでしょうか?

私が調べた全ライフステージ対応のキャットフードは、子猫用、成猫用、シニア猫用のキャットフードの良いとこどりをしたようなフードでした。
 

栄養価が高く尿路結石予防にも

特に全ライフステージ対応のプレミアムキャットフードは、高タンパクで新鮮な肉類を使用しているものがほとんどです。

良い材料を使用しているので、人工添加物を使用する必要もありません。

さらに、猫に多い尿路結石(FLUTD)の予防にも良いとされるクランベリー、ブルーベリーなどが使用されていたり、マグネシウムなどの成分値が高くならないようにも配慮されています。

成長期の子猫はもちろん、食が細くなりがちなシニア猫にも栄養が摂れるようにつくられているので、健康な猫であれば全ライフステージに対応できるようになっています。

子猫用キャットフードの選び方のポイント

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子猫には、栄養やエネルギーがしっかり摂取できるキャットフードを与える必要があります。

では、どのような基準で子猫用のキャットフードを選べば良いのでしょうか?ポイントをしっかりおさえておきましょう。

1.動物性タンパク質が豊富

肉食動物の猫は、穀物類などの炭水化物ではなく、肉類などのタンパク質からエネルギーを得ています。

成長期でもある子猫には、新鮮で良質な動物性タンパク質をしっかり与えてあげましょう。

それが猫が本来ありのままに求める食事でもあるのです。

キャットフードの原材料のトップ表示が肉類(チキン、ターキー、サーモンなど)のフードを選ぶ

4Dミートはキケン?

Dead(死んだ)」
Dying(死にかけている)」
Diseased(病気の)」
Disabled(けがをした)」

キャットフードの中には、上記の頭文字の4つのDを合わせた4Dミートと呼ばれる粗悪な肉類が使用されているものがあります。

食品としては不適格なものばかりですが、規制の緩いペットフードでは、残念ながらこれらの原材料を使用したキャットフードが市販されているのです。

キャットフードの原材料表示を確認して、粗悪なものはできるだけ避けてください。

4Dミートの危険がある「家禽ミール」「家禽副産物」「ミートミール」の表示のあるフードは避ける

2.体に負担な穀物類は避ける

肉食動物の猫の体は、穀物の消化吸収が苦手とされています。そのため、キャットフードに穀物が配合されていると、消化器官に負担がかかります。

特に子猫の時期は、消化能力なども未発達なため、穀物入りのキャットフードはできるだけ避けてあげましょう。

トウモロコシや小麦などの「穀物類」が原材料に使用されていないかを確認する

3.安心・安全で選ぶなら無添加

キャットフードの中には、有害な添加物が含まれているものがあります。

わたしたち人間の食品と比べると、日本でのペットフードの扱いは規制が緩いのが現状です。

人工のものではなく、天然由来の添加物が配合されているキャットフードを選ぶと、より安心です。

酸化防止剤(BHA、BHT、エトキシン)の表記がないか確認する

天然由来の酸化防止剤(ローズマリー、ミックストコフェロールなど)が安心

また、4Dミートには、強い抗酸化力を持つ有害な人工添加物(合成酸化防止剤)が使用されています

そういった粗悪な材料を避けるためにも、無添加への配慮は重要なことなのです。

おすすめの子猫用キャットフード

バランスの良さで選ぶなら!

カナガン キャットフード

カナガン キャットフード

カナガン キャットフードは、猫が栄養を摂取できる原材料だけを厳選しているこだわりのプレミアムフードです。その証拠に、穀物原料の代わりになる炭水化物源として、消化率の高いサツマイモを採用しています。

カナガン キャットフード
対応種 全猫種・全年齢
原産国 イギリス
主な原材料 乾燥チキン
タンパク質 37.00%
炭水化物 26.00%
穀物類 穀物不使用(グレインフリー)
添加物 人工添加物不使用
エネルギー(100gあたり) 約390kcal
価格・内容量 3.960円(1.5kg)
価格比較(1kgあたり) 2,640円
【特徴】
高タンパク質穀物不使用(グレインフリー)・人工添加物不使用・ヒューマングレードの原材料・低炭水化物・尿路結石予防

 

 

高タンパクで選ぶなら!

オリジン キャットフード

オリジン キャットフードは、肉の含有量が高く、すべて地元で飼育・漁獲され、毎日新鮮な状態で自社キッチンに搬送されるので、鮮度も抜群です。

他メーカーに比べると、価格が高いのが難点なので、大袋が購入できる多頭飼いさんにおすすめです。

オリジン キャットフード
対応種 全猫種・全年齢
原産国 カナダ
主な原材料 新鮮骨なし鶏肉
タンパク質 42.00%
炭水化物 18.00%
穀物類 穀物不使用(グレインフリー)
添加物 人工添加物不使用
エネルギー(100gあたり) 約406kcal
価格・内容量 1,458円(340g)7,344円(2.27kg)15,120円(6.8kg)
価格比較(1kgあたり) 4,288円(340g)3,235円(2.27kg)2,223円(6.8kg)
【特徴】
高タンパク質穀物不使用(グレインフリー)・人工添加物不使用・ヒューマングレードの原材料・低炭水化物

 

 

魚派の猫ちゃんに!

シンプリー キャットフード

チキンを主原料としているキャットフードメーカーが多い中、シンプリーはサーモンなどの魚類を73%配合しています。魚がベースなので、チキンアレルギーのある猫にも安心して与えることができます。

シンプリー キャットフード
対応種 全猫種・全年齢
原産国 イギリス
主な原材料 骨抜き生サーモン
タンパク質 37.00%
炭水化物 25.00%
穀物類 穀物不使用(グレインフリー)
添加物 人工添加物不使用
エネルギー(100gあたり) 約380kcal
価格・内容量 3.960円(1.5kg)
価格比較(1kgあたり) 2,640円
【特徴】
高タンパク質穀物不使用(グレインフリー)・人工添加物不使用・ヒューマングレードの原材料・低炭水化物

 

子猫用キャットフードを与え始める時期は?

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生まれてから30日頃までを哺乳期といい、子猫は母乳で成長します。市販のミルクを使用する場合は、子猫用ミルクを与えます。牛乳で代用すると下痢になる危険があるので、注意が必要です。

生後20日頃には歯が生え始めるので、その頃が離乳食を始める目安です。子猫用ミルクに加えて、子猫用キャットフードを与えます。

離乳期が過ぎた生後50日頃からが成長期となり、この時期から子猫用キャットフードと水だけの食事になります

子猫用キャットフードの切り替え方

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ミルクから子猫用フードへ

生後約20日頃から、子猫の様子をみながら、ミルクと合わせて子猫用のキャットフードを与えていきます。

ドライフードを最初から好み猫もいますが、食べ物だと認識できない猫もいるので、ドライフードをお湯やミルクでふやかしたり、ウェットフードを与えます。

生後約50日前後を目安に、カリカリのドライフードと水だけの食事に切り替えていきます。

子猫用から成猫用フードへ

子猫用フードから成猫用フードへ切り替える際は、急に成猫用フードに切り替えるのではなく、全体の量を維持したまま、子猫用のフードから成猫用フードの割合を少しずつ増やしていきます。

日数 子猫用フード:成猫用フード
1日目 9:1
2日目 8:2
3日目 7:3
7~10日目 0:10
モグニャンキャットフード 切り替え

このように、だいたい一週間~10日かけて切り替えるようにすることで、猫自身も成猫用フードに慣れやすくなります。

中には、フードの切り替えに1ヶ月程かける方もいるので、猫ちゃんの様子をみながらおこなってあげましょう。

子猫に一日に与える分量と回数は?

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1歳未満の子猫に与えるキャットフードの分量と回数の目安です。

平均的な数値を割り出していますので、参考までにご覧ください。

月齢 おおよその体重 1日の給与量 1日の食事回数
1~2ヶ月 400g~1kg 20~40g 3~5回
2~4ヶ月 800g~2kg 40~65g 2~4回
4~6ヶ月 1.5~2.5kg 50~75g 2~4回
6~9ヶ月 2~3.5kg 60~80g 2回
9~12ヶ月 3~4kg 50~70g 2回

※100gあたり400kcal前後のキャットフードの場合

ご使用のキャットフードに給与量の記載がある場合は、そちらに従ってください。

ただ、どの給与量であっても、それは目安に過ぎません。

個体差や活動量、環境などによって、異なった代謝要求があるため、飼い主さんが必要に応じて調整してあげることが大切です。

子猫用キャットフードはいつまで与えるの?

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一般的に猫は1歳でほぼ大人の体になります。

1歳を過ぎると、成猫用フードが食べられるようになるうえに、一般的な子猫用キャットフードではカロリーが高過ぎるため、1歳を目安に成猫用キャットフードへ切り替えます

大人になった成猫は、子猫に比べると、必要カロリーが少なくなるため、給与量の調節も必要です。その際は、猫ちゃんの様子や体型を観察しながら、少しずつ減らしてあげるようにしましょう。

また、成長速度がゆっくりな猫種があり、その場合は少し長めに1.5~2歳頃まで子猫用キャットフードを与えます

特にメインクーンなどの大型の猫種は、成猫になるまで約3~5年かかるといわれています。

「成長が完全に止まる」「運動量が減少する」などを目安にキャットフードを成猫用に切り替え、給与量を減らすようにしましょう。

子猫用キャットフードの保存方法

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キャットフードは、それぞれのタイプ別に適切な方法で保管し、期限内に使い切るようにします。

子猫用フードも成猫用も、基本は同じなので、どのタイプでも実践できるようにしましょう。

ドライタイプ

開封後は袋の封をしっかりして、直射日光が当たらず、温度や湿度の低い場所で保存します。冷蔵保存は出し入れなどで温度差が生じ、かび等の発生原因となるので、常温での保存が望ましいでしょう。

開封後は、なるべく早く使い切ることが大切なので、猫の大きさにあったサイズの製品選びも重要です。

ドライフードは比較的長期保存できるという利点がありますが、猫がいったん口をつけたものは、唾液などがついているため、微生物が発生することもあります。少量ずつ出して、前に出したものは新しいものに取り替えるようにしましょう。

ウェットタイプ

風味や品質の変化が早いため、フードボウルに出しっぱなしは避けましょう。食べきれない分は、開封時に別の容器に移しかえて冷蔵庫に保管し、できるだけその日のうちに使い切るようにします。

1食分ずつに分けて冷凍保存し、その都度、解凍して与えるという方法もありますが、その際は見た目や風味の変化に要注意です。

セミモイストタイプ・ソフトドライタイプ

密封包装された製品は、開封後はしっかり封をして、常温ではなく冷蔵庫に保管します。(目安としては2週間程度で使い切るように)冷蔵庫からは使う分だけを取り出すようにしましょう。また、袋の中の脱酸素剤は、開封後は効力が失われます。

※未開封のウェットタイプ、セミモイストタイプは、直射日光が当たらない温度変化の少ない場所で保存して、賞味期限内に使い切るようにします。

子猫用キャットフードまとめ

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成長期にあたる子猫には、少ない量でもしっかり栄養が摂れる「子猫用キャットフード」や「全ライフステージ対応フード」を与えてあげましょう。

子猫が健康的に成長することは、子猫自身だけではなく、家族である飼い主さんの幸せにもつながります。

愛猫が大人になった時に、病気などで悲しい思いをしなくて済むように、成長期である子猫時代の食事にはしっかり気をつけてあげたいですね。

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